- 「求人広告を出したけれど一向に連絡が来ない」
- 「求人サイトから応募があったけれど連絡が取れない、折り返しの連絡が来ない」
このようなことで頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
もしかすると、その悩みの種を撒いているのは人事担当者本人かもしれません。
以下では、採用時に人事担当者が気をつけるべきポイントについてご紹介します。
なかなか連絡が来ない…… それは募集要項が原因かも?
求人広告を出すなら、「できるだけ多くの人から連絡が来てほしい」と考える人事担当者がほとんどではないでしょうか。
そのため、なかには「高時給で好待遇」などと、過剰な文言を求人広告に記載する人事担当者もいます。
しかしこれは、応募者側からすると「何か裏があるのでは?」と疑いを抱く要因となる場合があります。
実際に高時給で待遇も良いのであれば問題はありませんが、多くの人に来てもらいたいからといって着飾った表現を使うのは避けるべきであるといえます。
Webでありがちな、“有望な人材を逃すミス”
求人への応募は、電話だけでなくWebでも可能です。Webでは応募者は電話よりも気軽に応募ができるため、今では主流の方法となっています。
人事担当者の多くはWeb応募者のなかに気になる人材がいた場合、メールで連絡を取ることになります。
連絡方法が文面でのやり取りであることを考えると、緊張しやすい応募者でも気軽に応募できるため利点が大きいといえますが、その一方で有望な人材を逃してしまう可能性のある連絡方法ともいえます。
まれに、応募者にメールで返答しても応募者がメールに気づかず返信が来ないことがあります。この場合、採用どころか面接すら行えなくなってしまうのです。
このようなトラブルを避けるためにも、Web応募への返答をメールで行っている人事担当者は、電話連絡に代えることが大切であるといえます。
電話連絡のコツとしては、不在だからといって諦めず、1~2日かけて計3回程度連絡を入れる方法などが挙げられます。
1回のみだと連絡が来ない可能性がありますが、複数回かけることで折り返し連絡がくる可能性が高くなるのです。
時間通りの面接ができていますか
応募者には「時間厳守で面接会場に来てください」というものの、人事担当者の段取りの悪さなどが影響し、面接が時間通りに始められないということも多々あります。
多少の時間のズレは仕方がないにしても、大幅に時間が遅れるようなことがあれば、応募者に迷惑をかけてしまうことになります。
同時に人事担当者だけでなく企業の信頼までも落ちてしまいますので、時間はしっかりと守ることが大切です。
なお、採用の連絡はなるべく早めに済ませておくことが大切です。結果通知の日を過ぎてしまうと、応募者は他の企業に就職してしまうかもしれません。
決めた時間や日にちはしっかりと守り、応募者からの信頼を得られるよう心がけましょう。
ポイントを押さえていい人材を獲得
今回ご紹介した
- 「求人広告に掲載する内容」
- 「Webから面接依頼が来たときの連絡の方法」
- 「日程通りの進行」
は、人事担当者であれば確実に押さえておくべきポイントです。
有望な人材を逃さないためにも今一度、人事担当者である自分の行動を振り返り、改善できる点から少しづつ見直していくことが大切です。