求人広告において、求職者が1番に目にするポイントは“キャッチコピー”です。
ここで求職者を惹きつけることができれば、より多くの求人応募数が期待できます。
ここでは、求人広告に使用するキャッチコピーを作成する際に意識しておくべきポイントをご紹介します。
求職者が思わずクリックしたくなるのは“メリット”
キャッチコピーは、数十文字という限られた文字数で伝えたいことをしっかり伝えるという役割を担っています。
それでいて、求職者が興味をそそられるような募集内容を盛り込まなくてはなりません。
それでは、求職者が興味をそそられる募集内容とはどのようなものでしょうか。その答えは、“その企業で働くメリット”です。
例えば、「週3日以上から応相談。居酒屋ホールスタッフ求ム!」という求人広告があったとします。このコピー中に含まれるメリットは、“週3日以上から応相談”のひとつだけです。
これを「居酒屋ホールスタッフ募集!週3/4h~OK!ピアスOK!バイト後は美味しいまかない付!」に変更したとします。すると、コピー中に含まれるメリットは一気に増えることになります。
メリットの多い求人広告は、求職者にとって働きやすさにもつながるため、それだけ多くの応募数が見込めます。
募集しているのにもかかわらず応募がこないという場合は、一度キャッチコピーを見直してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、学生アルバイト募集で人気のキャッチコピーは「週1日~OK」や「髪型・服装自由」など、正社員募集で人気のキャッチコピーは「年2回の賞与あり」や「インセンティブ制度あり」などといわれています。
ぜひともチェックしておきましょう。
ささやかなワザを駆使して効率のよい求人募集を!
求人広告に使用するキャッチコピーにおいて、ぜひ取り入れておきたいワザをご紹介します。
ひとつ目は“呼びかけ”です。不思議なもので人間は、呼びかけられることで自分に言われているかのような気持ちになり、無意識に惹きつけられてしまうといいます。
呼びかけの言葉はいくつかあり、「あなたへ」、「皆様へ」、「~の方へ(お探しの方へ、希望する方へなど)」などはその一例です。
2つ目は“数字の使用”です。「この企業はいかに信頼できるか?」。これは、求人広告でよりよい人材を確保するにあたり、とても重要となるポイントです。
数字=信頼できるデータ、などと認識する人は多く、数字を使うことで企業の信頼性アップが期待できます。
ただし、応募数を増やしたいからと嘘の数字を使用した場合、万が一、嘘であることが知られたときに一気に信頼を失ってしまうことになります。数字を使うなら、しっかり留意しましょう。
このほかに、「ゾクゾク」や「ワクワク」といったカタカナの繰り返し言葉の使用も高い効果を発揮します。パッと見たときに興味をそそられるだけでなく、目にした人の心を掴むことができるといわれています。
応募数の倍増も夢じゃない! キャッチコピーが持つ力
求人広告のキャッチコピーを作成するときは、求職者の目線になって考えることが大切です。
多くのメリットを入れ込む、呼びかけの言葉や数字を取り入れるなどのポイントを押さえておけば過去最多の応募数を得ることも夢じゃありません。
上記を参考に、キャッチコピーが持つ力を存分に発揮させましょう。